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検索結果一覧
▼検索結果:91件( 11〜20件を表示)
川崎市高津区 末長久保台南遺跡 発掘調査報告書(2016年)(026282)
80ページ | 吾妻考古学研究所2017年4月25日登録
今回の調査区は、下末吉台地の北部、西から東に向かって延びる台地の南斜面立地している。
今回の調査では弥生時代後期~古墳時代後期の集落跡が検出された。弥生時代後期~古墳時代後期の集落跡は、弥生後期と古墳時代前期初頭という2時期に分けられる。古墳時代後期の集落跡は、概ね7世紀代に構築された可能性が高いが、重複関係や出土遺物の様相から、7世紀代でも前半期・前~中葉・後半期という3時期に細分されるものと推測される。
神奈川県鎌倉市 玉縄城跡 発掘調査報告書(2016年)(026198)
64ページ | 吾妻考古学研究所2017年4月25日登録
玉縄城は標高50~80mの低丘陵上に築かれた平山城で、1950年代までは全域に亘り旧状を残していたと言われるが、その後の開発で現在は周辺の地形が大きく変貌し、主郭にあたる地点は現在は清泉女学院の敷地となっている。周辺は大小の谷戸に開析された非常に複雑な地形を呈しており、関連施設を含む外周部分はかなりの範囲まで広がっていたものと考えられている。今回の調査地点は、主郭とされる付近の北方700mの位置にある。丘陵の北側を分断するように東西に走る打越の支谷があり、その北側の山... 続きを見る
相模原市 田名半在家遺跡G地点 発掘調査報告書(2016年)(026178)
44ページ | 吾妻考古学研究所2017年4月25日登録
今回の調査区は相模野台地田名段丘面の平坦部にあって、北側には相模川の支流が流れている。
今回の調査では、平安時代の住居跡から青銅製の鏡片や鉄製の鐘鈴が出土しており、田名半在家の平坦面に展開する「相模国高座郡塩田郷」の集落の一部と考えられる。
川崎市中原区 井田いりの上遺跡(神庭遺跡)第4地点 発掘調査報告書(2016年)(025927)
50ページ | 吾妻考古学研究所2017年4月25日登録
今回の調査区は下末吉台地の北東端部にある台地上に位置する。
今回の調査では、全体に攪乱が著しいものの、縄文時代の住居跡1軒、弥生時代後期~古墳時代後期の住居跡7軒が検出された。本調査区は、弥生時代後期~古墳時代後期の集落跡が調査された井田いりの上遺跡(神庭遺跡)第1地点・第2地点の東側約10mに位置していることから、同一集落跡の一部と考えられる。
神奈川県藤沢市 大庭羽根沢東遺跡第3次調査 発掘調査報告書(2016年)(025686)
36ページ | 吾妻考古学研究所2017年4月25日登録
藤沢市の西寄り、大庭5558番4に所在。相模湾の海岸線から直線距離で約5Km内陸の、相模野台地南端に位置する。今回の調査地点は県遺跡番号の旧№161・旧№162の中間に位置する。後者は平成19年に調査された際に大庭羽根沢遺跡と命名されている。その後、2遺跡は№161遺跡として統合され、今回の調査地点は新たに大庭羽根沢東遺跡と命名された。また、旧№161として過去に第1次・2次調査が実施されているため、今回の調査は第3次調査となる。
今回の調査では住居1軒が検出され... 続きを見る
神奈川県相模原市 中村遺跡第6地点 発掘調査報告書(2016年)(025547)
34ページ | 吾妻考古学研究所2017年4月25日登録
中村遺跡は、境川の右岸に位置し、相模野台地の相模原段丘東端に立地する。中村遺跡は、過去5回の調査が行われており、今回の調査区は第6地点となる。
今回の調査区は面積が24.5㎡と限定されていたが、L1H層~B1層にかけて黒曜石製ナイフ形石器や剥片などを中心に126点の石器が出土している。
川崎市高津区 千年蟻山遺跡第2地点 発掘調査報告書(2016年)(025437)
26ページ | 吾妻考古学研究所2017年4月25日登録
今回の調査区は下末吉台地の北東側にある台地先端部の平坦面に位置する。
今回の調査では弥生時代の性格不明の竪穴状遺構や溝状遺構が検出された。
神奈川県海老名市 大谷坊原遺跡第2調査 発掘調査報告書(2016年)(025272)
28ページ | 吾妻考古学研究所2017年4月25日登録
大谷坊原遺跡は座間丘陵の南端、相模川左岸に広がる沖積低地に張り出した支丘上に立地する。南北約430m東西約350m程の範囲が周知の遺跡として想定されており、平成24年度に実施された第1次調査では奈良・平安時代の所産と思われる掘立柱建物跡・土坑・ピットなどが調査されている。今回の第2次調査では、少量の縄文時代前期の土器片と、中・近世のかわらけ・金属製品が出土した。遺構としては竪穴状遺構・土抗・ピットが検出され、時期は不詳だが遺物の出土状況などから中・近世の所産と考えられ... 続きを見る
東京都町田市 木曽西遺跡 発掘調査報告書(2016年)(024822)
54ページ | 吾妻考古学研究所2017年4月25日登録
本遺跡は境川左岸の下位段丘上に立地する。
中世は、建物跡の可能性があるピット列やかわらけが埋納された祭祀関係と思われるピットが検出された。
縄文時代では、柄鏡形の敷石住居跡1軒を含む加曽利E2式・4式の住居跡が検出され、これらは標高96m~97mの範囲に分布していることが判明した。
川崎市高津区下作延巳ノ谷遺跡 第6次・第8次発掘調査報告書(2015年)(022119)
84ページ | 吾妻考古学研究所2017年4月25日登録
本遺跡は下末吉台地の北部、北西から南東に向かって延びる台地の北側傾斜面に位置する。
第6次調査では、調査面積20㎡と狭い範囲で縄文時代の陥し穴・古墳時代末葉~奈良時代の住居跡等が検出されている。
第8次調査では、古墳時代後期~奈良・平安時代の住居跡8軒、中世の掘立柱建物跡を含む建物跡3棟や土坑・ピットなど、多数の遺構が検出されている。