神奈川県鎌倉市 玉縄城跡 発掘調査報告書(2016年)(026198)

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プロバイダ
吾妻考古学研究所
タイトル 神奈川県鎌倉市 玉縄城跡 発掘調査報告書(2016年)(026198)
カテゴリー 学術・研究・学会
研究報告書
ページ数 64ページ
コンテンツ
サイズ
A4
21cm ×29.7cm
とじ方向 ①縦置き長辺左とじ
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モノクロ

作成者 吾妻考古学研究所
作成日 2016年3月31日
説明
 玉縄城は標高50~80mの低丘陵上に築かれた平山城で、1950年代までは全域に亘り旧状を残していたと言われるが、その後の開発で現在は周辺の地形が大きく変貌し、主郭にあたる地点は現在は清泉女学院の敷地となっている。周辺は大小の谷戸に開析された非常に複雑な地形を呈しており、関連施設を含む外周部分はかなりの範囲まで広がっていたものと考えられている。今回の調査地点は、主郭とされる付近の北方700mの位置にある。丘陵の北側を分断するように東西に走る打越の支谷があり、その北側の山裾の3箇所の小支谷にあたる。
 調査では中・近世の陶磁器・漆器・銭貨などが少量出土しているが、明確に遺構との係りを示す出土状況ではなかった。また検出された遺構の中に該期の建造物の痕跡は発見されなかった。生活遺跡としての性格は希薄であったが、支谷全体に崖面を削平し、広い平坦面に排水溝を幾重にも掘り込んだ、大規模な地業の痕跡が検出された。
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