神奈川県高座郡寒川町 岡田西河内遺跡(本文1)(9559)

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プロバイダ
吾妻考古学研究所
タイトル 神奈川県高座郡寒川町 岡田西河内遺跡(本文1)(9559)
カテゴリー 学術・研究・学会
研究報告書
ページ数 354ページ
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サイズ
A4
21cm ×29.7cm
とじ方向 ①縦置き長辺左とじ
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モノクロ

作成者 吾妻考古学研究所
作成日 2012年3月20日
説明
 本報告書は総ページ数が多いため、4分冊になります。
 本遺跡で調査された弥生時代の集落は、概ね中期後葉宮ノ台式期に営まれたものと考えられる。出土土器の様相からは大略2~3期の推移が看取された。
 古墳時代は住居跡3軒、高塚古墳2基が調査されている。古墳時代の所産と考えられる住居跡3軒は、出土遺物からみて古墳時代中期に比定される。古墳造営や葬送儀礼等に関わる仮設の建物跡と捉えられよう堀状遺構は遺跡範囲内中央を東西に直線的に走っており、西側は道状遺構と直交して消失する。東端部は未調査であるが、西側直交部分からの長さ60m前後で立ち上がるものと推測される。覆土中層で1~ 2 枚の硬化面が認められており、埋没までの時期の一定期間では道状遺構と性格
を共有していたと考えられる。
 溝状遺構のうち、特筆されるのは39号溝である。本溝の断面形は箱薬研状を呈しており、底面には堀障子様の掘り残しが3カ所認められる。しかし、規模敵にあまりにも狭小であり、片側のみ遺存したり、片側下部に穿孔されたりする等、障壁としての意味合いは低いものと思われる。堀状遺構と道状遺構が有機的な関連性を持って構築されていることの蓋然性は高く、検出状況からみればこれらの存在が現在の道路の走行方位や集落の区画を規制していたものと推測される。
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